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アスペリティ(asperity)は字義通りには、荒々しさ、(言葉の)激しさ、(表面の)ざらざらしていること、などをいう名詞であるが、地震学では、震源域の中で大きくずれ、大きな揺れを起こす地震波が出ると考えられる部分を指す。被害をもたらす強震動を左右するのが、アスペリティである。

地震の大きさは、1) 揺れの周期、2) アスペリティの大きさ、などによるが、揺れの周期はアスペリティの大きさに関係していると考えられている。例えば、1995年の阪神・淡路大震災では、周期1秒程度の地震波の揺れが大きく、このため多数の家屋が全壊した。木造家屋の固有周期は1秒より短いが、壊れ始めると周期が伸びるためである。また、プレート間地震でもアスペリティが重要な役割を果たすことが見出されている。

参考文献[]

関連項目[]

外部リンク[]

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