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群発地震(ぐんぱつじしん)とは、地震活動の一種。ある一定の震源域において、断続的に地震が多発するものである。

概要[]

主に火山活動プレートの移動(マグマの移動)が発生の要因である。噴火の直前はかなりの数の地震が起きる。群発地震に関しては、とくに「本震」・「余震」といった区別はされない。

記録に残る代表的な群発地震としては、長野県松代群発地震静岡県伊豆半島で度々発生する伊豆半島東方沖群発地震(最近では2009年末に発生)、また2000年に発生した伊豆諸島北部群発地震が有名である。

無感地震が多発するのみの場合もあれば、震度5や6クラスが立て続けに発生する場合もある。また、短期間で断続的に地震が発生し続けるため、船酔いのような感覚や寝不足などになる人もおり、さらに強い揺れによる被害の増加などによって日常生活に多大な影響を及ぼす時もある。ノイローゼにかかる人もいる。一方で、震源地周辺住民にとっては地震が日常茶飯事となり、地震の少ない地域の住民に比べ、発生時の行動は落ち着いているとも言える。

大きな規模の地震が発生した際に断続的に発生する余震は群発地震とは呼ばない。ただし、群発地震が大きな規模の地震の予兆現象になることはある。

関連項目[]

it:Sciame sismico

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